事業内容

星川・天王町駅間高架下開発

星川駅~天王町駅間 高架下の施設「星天qlay(ホシテンクレイ)」
星川駅~天王町駅間 高架下の施設
「星天qlay(ホシテンクレイ)」

「星天qlay(ホシテンクレイ)」は、相模鉄道本線(星川駅~天王町駅)連続立体交差事業において鉄道高架化により創出された全長約 1.4 ㎞のエリアを、A~E ゾーンの 5 つに分けて開発する計画の施設名称です。
“「変化を楽しむ人」がつながる 生きかたを、遊ぶまち”として、地域の皆さまとクリエイティブな人材とのつながりにより、新たなまちの魅力を創出し、まちの活力を高めることをコンセプトにしており、施設名称には、従来の価値観から脱し、まだ見ぬ一つ先の未来、遊びを目指し、どこまでも自由な創造性がうまれていくように思いを込めています。

2023 年2 月には、B ゾーンにスーパーマーケットや食物販店、カフェなど地域の生活をサポートする 店舗がオープン。食とモノの「消費」の視点から環境や社会とのつながりを感じられる場としています。併せて、近接する A ゾーン(星川駅西側エリア)の一部に駐車場をオープンしました。

2023 年4月には、D ゾーンにレジデンス「生きかたを、遊ぶ住まい YADORESI(ヤドレジ)」が誕生しました。「世界を変える、暮らしを創る」をビジョンに掲げる YADOKARI㈱が企画・運営するこのレジデンスは、「星天 qlay」の中心的役割となる施設です。クリエイティブな人材がYADORESI(ヤドレジ)に集い、まちを成長させる拠点として、歩行者空間や広場、商業施設との連携を進め、継続的なまちづくりに寄与しています。

2023年12月、1月には、C ゾーンが順次開業し、次世代が学べる、交流ができる、創造ができる場などを集約することで、未来の起業家やアーティストを発掘し、自由な発想を育む、地域の拠点を目指しています。
Eゾーンについては2024年度以降を予定しています。

いずみ野駅北口リノベーションプロジェクト

横浜を代表するベットタウンとしての歴史
横浜を代表するベットタウンとしての歴史

「いずみ野駅」周辺は、森林原野を切り開く大規模な開発が行われ、駅の北側には多くの団地が広がり、一戸建て住宅も多いことから、「横浜のベッドタウン」と呼ばれていました。一方商業施設は、北口に1977年8月に開業したショッピングセンター「いずみ野フォンテ」が目立つ程度で、住宅地を中心として発展してきたエリアでした。

より“暮らしやすい”を追求するために
より“暮らしやすい”を追求するために

相鉄グループの成長戦略ロードマップ「Vision 100」でも掲げられていた、「いずみ野線沿線駅前街区リノベーション計画」の第1弾として2014年6月には、そうてつローゼンや銀行、ドラッグストア、眼科などが入る新たな商業施設「相鉄ライフ いずみ野」を駅北口にオープン。さらにいずみ野フォンテの跡地も再開発した上で、2016年8月31日にホームセンターのカインズを核とした第Ⅱ期部分が開業し、 地元で生産された野菜を使った商品を取り扱うなど、地元に密着した店舗を充実させてきました。地域目線を大切にし、今までよりもっと暮らしやすい環境を創造しました。

住み続けたいと思っていただける沿線を創造
住み続けたいと思っていただける沿線を創造

街づくりは、20年後、30年後まで見据えて、定性定量的に徹底分析しながら、それに見合った施設を創造していく必要があります。そしてハードだけではなくソフト面においても、魅力ある沿線を創造していくことが相鉄グループの使命と考えております。

南万騎が原駅周辺
リノベーションプロジェクト

世代間の住み替え循環による次世代郊外住宅地のモデル事業
世代間の住み替え循環による
次世代郊外住宅地のモデル事業

「南万騎が原駅」周辺は、1976年の相鉄いずみ野線開業に合わせて1960年~1970年代に開発分譲された郊外型戸建住宅が多く、居住者の高齢化が進むエリア。加えて、駅前商業施設の老朽化という問題もありました。そこで、2015年、駅前商業施設のリノベーションに併せ、駅前と住宅地の再活性化や世代間の住み替え循環を目指す『南万騎が原駅周辺リノベーションプロジェクト』がスタートしました。

地域の声から駅前の生活インフラ施設整備案を策定
地域の声から駅前の生活インフラ
施設整備案を策定

「南万騎が原駅」周辺にお住いの方々へのグループインタビューから見えてきたのは、街として愛着はあるものの買い物や病院に行くのが不便という課題。駅前の再整備に合わせ、街の活性化の起点として駅周辺に生活に必要なインフラを整備することで、生活をワンストップで支援していく施設整備案が計画段階から織り込まれました。

多様な世代・ライフスタイルに対応した街づくり
多様な世代・ライフスタイルに対応した
街づくり

駅前には、賃貸・分譲住宅に加え、サービス付き高齢者住宅を整備。郊外から高齢者を駅前に誘引し、空いた郊外の戸建住宅に若い世代・子育て世代を沿線外から呼び込む世代循環による持続可能な街づくりを目指しました。相鉄グループとして、このプロジェクト内の住宅への住み替えを考える方々のために自宅売却などをサポートする「住み替え応援メニュー」を用意して住み替えを促進。2016年4月にオープンした商業施設内には、認可保育園や子育て支援施設、生活利便施設などを誘致しました。

弥生台駅前街区リノベーション計画

商業施設を中心に弥生台駅前全体を魅力ある街に
商業施設を中心に
弥生台駅前全体を魅力ある街に

「選ばれる沿線」の創造を目指し推進している6大プロジェクト。その1つとして位置付けられている『いずみ野線沿線駅前街区リノベーション計画』の中で、いずみ野駅、南万騎が原駅に続く第3弾となるプロジェクトが、弥生台駅のリノベーション計画です。駅前にあった商業施設の建替えや駅前広場の整備、駅から雨天時にも快適に商業施設やバス・タクシー乗り場に移動できるアーケードの新設なども計画に盛り込まれました。

「ココロ・カラダ・はぐくむ」というコンセプトを実現
「ココロ・カラダ・はぐくむ」という
コンセプトを実現

老朽化した駅前の商業施設を「相鉄ライフ やよい台」に建替えるにあたり、従前の1.5倍に拡張。スーパーマーケット「そうてつローゼン」が2017年10月に第Ⅰ期としてオープンし、駅前広場の整備も完了しました。駅から少し離れた場所にある国際親善総合病院のサテライトクリニックを「相鉄ライフ やよい台」内に誘致し、近隣駅からも気軽に診療に来院できるようにしたことは、当社として新しい取り組みでした。

自然を身近に感じてもらえる工夫を
自然を身近に感じてもらえる工夫を

弥生台駅は、ホームの両側に桜の並木があり、駅前には大きな楠木が迎える自然と調和した駅です。長年この周辺に住む方々を癒してきた楠木のうち、一部はリノベーション工事に伴い、どうしても撤去が必要に。そこで、愛されてきたこの楠木を再利用出来ないかと考え、置き時計やベンチ、積み木を製作して商業施設内等に設置したり、オープン時のイベントでは、近隣の方々ににおい袋を配布して、好評をいただきました。また、商業施設の外壁には「天然木」を採用して、自然を活かした弥生台らしい街を表現し、地域の皆様に親しまれております。

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